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瑠璃色の光を探して

おいでませ山口のちょうちん祭り (1)

夏の代表的なお花といえばヒマワリですが、そのヒマワリを撮影したくて申し込んでいたツアーが人数不足のためキャンセルになりました。ブログの画像は底をついたし、どうしようかと思案してるとα仲間のKENさんからメールが。メールの最後に7日の夜は山口のちょうちん祭りに行くと書いてありました。それであつかましくその計画に私も便乗させてもらうことにしました。もう一人のα仲間のOさんは第二子誕生でお忙しいとのことでした。
ちょうちん祭りは夜ですから、その前に市内の中原中也記念館を見学し、ピークを過ぎていることは承知の上で古代ハスの池を訪ねてみました。数輪のお花が咲いていましたが、時間的にも開いているのは色が白かったですね~。こんな青空が広がって戸外の撮影には蒸し暑い日でした。
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このお花が一番綺麗な色をしてましたね。
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すぐそばにお寺さんがあるのですが、この池はお寺さんのものなのでしょうね。お寺の反対側には農家がありました。本当にのんびりしたいいところです。
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さて、まだまだ夜のお祭りには時間があり早すぎます。ゆっくりと時間が流れる山口は高いビルもなく、交通量も少なくなかなかいい街です。お天気がよければのんびりと街を散策するのもいいでしょうね。小さな街ですが、山口は雪舟との接点もあるんですよ。
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雪舟は大内家の庇護を受けていたので、大内家の別邸、常栄寺(当時は妙喜寺)の庭は29代政弘が雪舟に築庭させたと言われています。文献などが残されてないので伝説だとも言われています。どうして毛利家の家紋があるのか不思議でしたが、実は大内氏の時代ここは妙喜寺という名前のお寺でしたが、毛利氏が周防に移ってから常栄寺と名をあらため毛利氏の菩提寺となったのだそうです。
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KENさんによると、このお庭は雪の日に訪れるのが最高にいいそうです。そうでしょうね~。
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ということで暑いので庭の散策もせずちょっと早いですが街の様子を見にいくことにしました。実は常栄寺で冷たいお抹茶をいただいたのですが、それだけでは乾いたのどを潤すには不十分。ちょうちん飾りで華やいだ山口の銀座、アーケード街で少し休憩することごにしました。入ったところは井筒屋(デパート)の中の喫茶店。選んだのはかき氷、いや「いちごフラッペ」と「きなこ黒蜜フラッペ」。かき氷とは言わず、フラッペと言いましたね。
そうそう、山口はフランシスコ・ザビエルとも縁のある町なのです。ザビエルは山口で布教活動をしていたんですよ。ですからけっこう教会も多く、カトリック信者も多いようです。
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ということで喫茶店をあとにした二人は帰りまで別行動。それぞれお祭りのムードが漂う街の散策にくりだしました。
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踊りの会場では、ステージの太鼓の競演に坊やがじっと見入っていました。
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ということで今回は観光写真になりましたが、次回はちょうちん祭りです。
by rainbow7716 | 2009-08-10 12:21 | お祭り・イベント・伝統芸能